喪中葉書は、年内にご家族のご不幸に遇い喪に服している場合にその旨が相手に伝わるよう、年賀状を遠慮して出す挨拶状のことを指します。
年賀の欠礼とは、本来は故人を悼む気持ちの度合いで期間を定め、服喪して静かな正月とするもので、
仏式で四十九日で喪が明け、神式は五十日、キリスト教では1ヶ月程
過ぎての新年は、年賀状を出してもかまわないとされています。
しかし、実際にはその年1年間をさかのぼって喪中としているのが一般的なようです。
通常、喪中葉書は故人が差出人から一親等限りと考えても良いのですが、
差出人からみて祖父母、養父母の場合でも喪中にされている例も多くみられます。
慣例にとらわれず、差し出す相手がごく親しいおつきあいの方には喪中を、
単に形式だけの賀状交換をされている方への場合は、年賀状にするという二本立てにしている方もあるようです。
喪中葉書は、相手方が年賀葉書を出す前に相手側に届くよう、
お早めにご準備されることをおすすめいたします。
(
今年の年賀郵便特別取扱い期間)
喪中葉書を 出し損ねてしまった場合、松の内〜立春までは寒中見舞い、
立春〜2月下旬までは余寒見舞いを出しましょう。
<<寒中見舞い・余寒見舞いの用紙サンプルはこちらから>>
なお、弊社では喪中葉書は12月20日頃まで承ります。
寒中見舞い、余寒見舞いについては、それぞれ発信可能な時期の1週間程度前まで承ります。
■故人と同居していた場合、必ず出すのは
差出人ご本人から見て → 祖父母・父母・兄弟姉妹・配偶者・子・孫
■故人と同居していない場合でも必ず出すのは
差出人ご本人から見て → 父母・子
■故人と同居していない場合でも出すのが好ましい
差出人ご本人から見て → 祖父母・養父母・兄弟姉妹・孫
■一親等と二親等とは??
ご本人から一等親 → 父母・子 |
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ご本人から二等親 → 祖父母・兄弟姉妹・孫 |
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よくあるご質問
Q 私の従兄弟がなくなったんだけど、喪中葉書って出すのですか?
A 曽祖父母、伯父、伯母、叔父、叔母、従兄弟については、殆どの方が喪中にしません。
Q 小さな会社を経営しています。今年、母が他界しましたが会社名で喪中葉書を出してよいのでしょうか?
A お母様が生前、実務に携わっていらっしゃれば、会社名で喪中とされる方もいらっしゃいますが、個人用は喪中、会社用 は年賀と分けて出される方が多いようです。